特集/入試を直前に控えて②/2020年01月号

 セミナー通信2020年01月号 記事

残された時間でできることを

 自分が志望する高校・大学の合否を決定するのは、入試当日に合格点を取ることができたか否かです。では入試当日に合格点を取るために、残された時間で何をすればいいのでしょう。

 まず、今まで受けてきた模試の結果から今の自分の得点と、志望校の合格点との差を正しく把握しましょう。模試の結果には多くの情報が含まれています。自分が得意とする科目・苦手とする科目。科目の中でも得意な分野・苦手な分野。それらの情報を正しく把握することで、自分に最も必要な勉強を行うことができます。

 では、どのような勉強が有効になってくるのでしょう。

 自分が得意な教科・分野に関しては入試過去問・類題の演習を通して、解答の精度をより高めていきましょう。時間配分の見直し、アタックする問題と捨てる問題の選択など、まだまだ得点を伸ばす方法があるかもしれません。苦手な教科・分野に関しては、わからないことをそのままにしないことです。自分が出来ない・わからないことを自覚することは辛いことです。ですが、自分の出来ない・わからないことに向き合わなければ自身の成長は見込めません。

 問題を解くための知識が足りないと感じているのならば、暗記を通して知識を身につけてください。ここで注意点があります。暗記はあくまでも知識を身につけるための作業だということです。中には暗記をすることで勉強をした気になっている人もいますが、それだけでは得点は上がりません。暗記で知識を身につけた後は、問題演習を通してアウトプットの練習を行ってください。

 残された期間に自分に何が出来るか。冷静に考え実行してください。辛いこともあるでしょう。それは周りの人も同じです。最後まであきらめずに、目標に向け戦い続けましょう。

 

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