特色化選抜では内申点が重要です セミナー通信 2023年04月号
セミナー通信2023年04月号 記事
特色化選抜では内申点が重要です
令和5年度入試において、新たな入試形態となる「特色化選抜」が実施されました。
多くの中学校で説明がなされていると思いますが、「特色化選抜」についてご説明します。
「特色化選抜」について
令和5年度入試から実施された特色化選抜とは、各公立高校が出願条件を設定し受験生が内定者上限目安を超えていない場合、合格内定となる新しい入試形態です。(受験生が内定者上限を上回る場合は選考が行われます。)
※2023年度の各公立高校の内定者上限目安と3年次評定基準点は以下の通りです。
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内定者数上限 (目安) |
出願条件 |
嘉穂高 (理数科) |
20名 |
3年次9教科評定が43以上。かつ数・理の評定が5であること。 |
嘉穂高 (普通科) |
80名 |
3年次5教科(国数社理英)評定が22以上。 |
嘉穂東 (英語科) |
20名 |
3年次9教科評定が30以上。または9教科評定が28以上かつ英語の評定が4以上。 |
嘉穂東 (普通科) |
110名 |
3年次9教科評定が32以上。 |
志耕館 |
140名 |
3年次9教科評定が25以上。かつ5教科(国数社理英)に1がないこと。 |
このように、特色化選抜では3年次評定によって受験の合否が決定します。そのため、学校の定期考査の結果はもちろん、普段の学校の授業の受け方や提出物などが受験結果に直結します。
現在中学3年生の生徒さんは、自分が進学を希望する公立高校の3年次評定基準点を確認し、1学期の定期考査から受験が始まっているという意識をもって勉強していきましょう。